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日々雑記。

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  • 04/27/06:49

休日の娯楽

夏休みの午後のひととき…isihyaの唯一の娯楽。物書きです。
心行くままに綴っていたら、こんなに長文になってしまいました。申し訳ない

(※巷の皆目の的「キノの旅」のパクリ…というか続編が書きたくなって_| ̄|○ il||li)
学園キノに話が反れるけど入るけど(・∀・)←  。名言起用のオンパレードだね、今度読んでみよ。
ハルヒとかは歌に興味はあるけど内容はいたって無関心。趣味が合わないしorz



----------------------

「この草原、どこまで続くのかなあ」

見上げた視界、あたかも刷毛で描いたような空色で雲一つない紺青の虚空が映る。

眼下には地平線の続く限りグリーンの大草原が延々と広がり、時折白くも見えた。

それは遠目で眺めると、羊の群れに見えた。近づくとあちこちに突き出した白岩である事が判る。

だが今はそれに付け加え、白石の面に腰かけた一人の人間が垣間見えた。

その人間の容姿はまだ若い、しかし武道に少しでも面識がある人はその体躯から戦い慣れした屈強の相手だ

と悟るだろう。一人でも独りではなく、座る石に立て掛けた一台のモトラドと会話する。

「さあねぇ。そんな事よりキノぉ、あと三日ほどで脱出しないと食料もたないよ」

呑気にモトラドは語りかける。微塵にも不安を抱かないのは自分が者を食べないせいだろうか。

「エルメス、酒場にいた筋骨隆々の旅人は2週間ぐらいで出れたらしいけど…もう3週間たったよ」

「死ぬんなら広大な草原のど真中もいいんだけどね…徐々に風化していくの」

さらっと受け流し、神妙な面持ちでキノが応えた。

「とにかく、今後について身を案じるなら移動しながらでも出来るだろう。時間がないんだ」

「そう?…どーせあと三日の命だしここでのんびり残りの人生をまっとうするってのは?」

「いや、僕は信じる。あと三日だろうが一日だろうが絶対に脱出できる」

「なんでそう頑なまでに固執するのかな…」

キノはモトラドから目を反らし、見上げた雲の行く末先を見詰めた。

「ここで飢え死にするよりずっといい。もしかしたら・・・ほら、井戸水が枯渇した砂漠の時なんかも」

くすっエルメスが笑う。顔は微動にも動かなかったが、声でわかる。

「そうそう、そこがキノの特色だよ。やっぱり乗る人はこんな人じゃなくちゃ、さあ行こう」

「エ、エルメス…僕を試してたのかい?」

キノが面食らったような顔をした。間髪いれずエルメスが応える。

「そう。蓼食う虫にもすきやきっていうでしょ」

「は?…もしかして、蓼食う虫にも好き好き?」

「そうそれ」

「まあいいや、御託はおいといて行こかエルメス。時間がないよ」

キノがエルメスに跨り、エンジンを掛ける。静粛とした草原に大騒音が轟いだ。

ぶぉおおおん。疾風のごとくモトラドは地を駆け抜け、すぐにその背中は失踪した。

今見るとその背中は震えていた。


 



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ぐはっ!*-*

う~~~んボクもハルヒ自体には興味ないけど歌は好きだヨ
なんかくっぅううってくる≧^≦

無題

キノの旅の雰囲気出てるねー


ハルヒは普通のライトノベルに少し哲学っぽいのが混ざってるらしい…
っていっても今出てるの全巻読んだけど
どの辺がそうなのかはよくわからかなっt

  • 2008年07月30日水
  • 架音
  • 編集
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