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日々雑記。

生きてますよ
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  • 09/25/18:56

なんjか


題名を変えた

変更前と変更後を書いといたから。





ヒマなんで小説書いてました。

見たい人はどうぞ

ちなみにものすごく短いです

言っとくけど僕は小説書いたことありません読んでも面白くないと思いますよ



そよそよ。今日も僕は揺れる



いつもは肌寒い寒風は、今日は少し柔和し。ほのかに甘い香りを漂わせる。

それを見つけるのは鶫より僕のほうが早い。


「ねぇもう春じゃない?」

「言われてみればそうかも、もう春だね。」


鶫は僕の肩の上でさりげなく羽を広げ、心地よい風に当たる仕草をした

この森は風と共に季節が移る。

空の色より、陽光の暖かさより、ずっと風は春を告げる。

凍てついた白の平原を駆け抜ける獰猛な風が、ほんの少しだけ柔らかく、甘くなるのだ。

春になれば森じゅうの生命が、永い眠りから覚め、静かな朝を迎えるだろう。

小鳥が朝を歌い、新しい草木が生まれ、森が再生する。

冬はまだいい。沈黙のひと時を過ごせるから。

春を喧しく囀る小鳥も、僕に寄り付く昆虫も、嫌いだ。

自分を忘れ、森の生命達と同化してしまう。いずれは自分を見失い、自分が誰かも忘れるだろう――


唐突に鶫は切り出した

「どうしたの?深刻な顔をして。」

「・・・いや、なんでもない。」

「そう。じゃあいいわ。」

「・・・」


「春が・・・嫌いなんだ」


「何で?」

「纏わりつくものは、嫌いだ。」


「・・・」

「森をを疎まないほうがいいわよ」

「何故?」


「あなたは何処で生まれたの?この森でしょ。」

「あなたと森は一つなのよ、森の生物だって同じよ。」


「・・・何故?僕は僕だ。自分を持っていいはずだ。」


「森はあなたを必要としている、あなただって森がなければ生きていけないのよ」

「調和しなさい。そうすれば森が解るから。」


それだけ言うと鶫は何処かへ飛んでいった。

飛んでいく鶫を羨ましそうに見ると、僕は思いついた。





そよそよ。今日も僕は揺れる。

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